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2005年09月21日

ホワイト・ブレイズ系の難聴について

今、知り合いが海外出張中なのでフェレットを預かっています
うちにはいない純粋なセーブルなので反応が違っておもしろいです
どこが違うかって、音の出るおもちゃに反応を示す点です

「これピーピーなくけど・・・」

050920kuma.jpg


ホワイトファーやブレイズ系のフェレットの難聴については有名(?)ですが
これはフェレットだけではありません

高校の時、私は限りなく出席率が低かったので、
各授業について単位を与える事を教師達が拒んだのですが、
そのとき学年主任だった生物の先生がかなり可愛がってくれていたので
私が医学を目指しているのを知って、
「ゲノムについて論文を提出したら全部の授業の単位を与えるようにしてやる」
と言ってくれて、
まだその時ヒトゲノムも完成していない時代の話で
レッドデータブックに載っている絶滅亜種のゲノムについての
論文を提出してなんとか卒業することができました

その調査中にダーウィンの「進化論」を読み、
猫の白毛と青目の優勢遺伝性難聴について興味を持ちました
もともと、優勢遺伝、劣勢遺伝の分野はすごく好きだったのですが、
これがおもしろいことに動物のカラーになると白の毛という要素だけではありません

「白毛じゃないよ!」

050921_1541~0001.JPG

以下は私の理論なので、獣医学に基づかない点もあるかもしれません
たとえば、一般的にしろっぽい色の動物が難聴なわけではないんです

白は綺麗色で人気もあるので、白色を作るためには白色同士の動物を
掛け合わせることになるので、しだいに近親交配もふえ難聴だけではなくいろんな
要素において色盲や内臓疾患なども起こりえます
仮に白色完全体をW(w)として白色要素を持つものをW(b)とすると
W(w)(w)とW(w)(b)が発生するわけですが、
(W(w)(w)となるのが優勢遺伝)
このW(w)(b)が塗り絵のように「ブチ」カラーとして生まれるわけでもないのに
なぜか白色よりも「ブチ」の難聴率が目立ちます

「くんくん、なんだなんだ」

050920kuro.jpg

そして、いろんなカラーがいる中からの選択として白がいる場合のみ
優勢遺伝としての難聴が発生するわけであって
その固体が元々白のみの場合は優勢遺伝としての難聴が発生しないわけですが、
ブチはこの項目からのはずれて優勢遺伝がそのまま発生しているように感じます

ブチで特徴的なもの、101匹わんちゃんのモデルのダルメシアンは難聴で有名です
日本の犬でいえば、チン、フェレットでいえばブレイズ。

フェレットにおいては、目の色も関係していると思われる点を発見しましたが
それでお迎えの基準からはずされるフェレットができてしまう可能性があるのもいやなので
ここでは言わないでおきます

ちなみにうちのブレイズですが
今まで7匹中4匹(もしかしたら5匹)が完全に聞こえないもしくは
難聴です。ある特定の周波なら聞こえているっぽい動作もしますが
ブレイズのちょっと一風かわった動作はそういう点からきているのかもしれません

私は耳がきこえない事がペットとしてのフェレットの生活になんの問題もない事を知っています
でも、たとえば他の耳のきこえるフェレットが物音で危険を察知したり出来るときに
何も聞こえないという事は、
飼い主が必要以上に注意しなければいけないという事を
忘れないようにしなければと思います

「耳元で音をならしてもまったく起きません・・・目をあけて寝ているし・・」

050920shy.jpg


ニックネーム いたちarea at 14:54| Comment(5) | TrackBack(0) | 全部がフェレット内容のふつうの日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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