季節性脱毛・脂漏症についてのメモ~フェレット季節性脱毛~
フェレットの尻尾の脱毛は、
副腎が原因の脱毛の他に、季節性の脱毛があります。
メジャーなのが
「尻尾の先」の脱毛。
(副腎の場合は尻尾の付け根部分の薄さが多くなり
逆にライオンの尻尾のように尻尾の先の毛は残りやすい)
季節性脱毛の場合、尻尾を観察すると、
毛穴に赤・茶色、放置時間が長いと黒のポツポツした
カサブタのような詰まりがあり
これは過剰になった脂の酸化して固まったものなので
これが原因で脱毛が起きる。
テトリスかジグソーパズルみたいなはまり方・・・・
要因としては
換毛の失敗:換毛の時期とホルモンのバランスの崩れによるもの
(オスだと成熟した後の1歳~2歳の間に起こる事が多いらしい)
一般的に次の換毛期で治る場合が多いが、
ホルモンバランスが崩れるという現象が一度でも起きている限り、
なんらかの生活的原因がありえる可能性が高い。
酷くなると全身に脂性が起き、
皮膚に茶色の汚れがつくようになるため、皮膚状態と被毛に良くない。
【改善方法】
★初期:生活的原因がないと思われる場合、
「フェレットの肌水」やPHを調整したブラッシング用水を用い汚れの詰まった毛穴の脂を揉み出す。
(ティッシュで拭くと茶色い汚れがつく)
★2週間で改善されない場合:
・ホスティーン
・ゼレトン
・マイクロパールスサルファサリチル酸シャンプー
のどれかを用い、皮膚の表面の脂性を改善する
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