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2008年02月05日

良質なたんぱく質ってなんだろう?フェレット高タンパク食

よく
「高タンパクは肝臓・腎臓に負担をかけるからよくない」
って言いますよね?

でも、フェレットに高タンパクなフードを選ぶ人が増えてますよね。
なぜなら、フェレットが肉食動物だから・・・・
でも、あげている人たちも
「本当は健康に悪いの?」っていつも疑問に持っているようです。


戦闘機いたちさん珍道中



そうすると、高たんぱくはよくない!って人と
タンパク質が高い方がいいっていう人が出てきて、
勉強家の人であれば自分で「じゃあ、どうなの」とペットの飼育の本を見ると
「高たんぱく食は腎臓肝臓によくありません」と書いてあります。

本には、「高たんぱくはよくない、腎臓や肝臓に負担がなんたらかんたら・・・・」
そして、最後に決まり文句として
「だから良質なたんぱく質を与えましょう」

たんぱく質は悪者なのか、いいのか
結局、意味がよくわからない・・・という感じになると思います。


この「良質なたんぱく質」って何だと思いますか?
プレミアムフード?銘柄鳥?


戦闘機いたちさん珍道中



どっちも品質が悪い物にくらべたら「良質なタンパク質」だと思うけど
この場合の「良質」というのは

「アミノ酸のバランスが取れている」
という事です。

なぜ「アミノ酸バランスの取れた食品を与えましょう」と書かないのが不思議です。


人間の要求量を基準として、
どんだけのアミノ酸が必要でどれだけ補足されているのかという基準を
表したものを「アミノ酸スコア」といいます。
アミノ酸スコア「100」というのが完璧なアミノ酸のバランスを持つもので、
数値が低くなるほど、アミノ酸のバランスが悪いといえます。


ここで、アミノ酸って何かというのを先に。


・まず、アミノ酸は、ほぼ=タンパク質です
 そして、タンパク質は20種類のアミノ酸が結合した物質の総称です。


つまり、たんぱく質の正体がアミノ酸ですね。


そして、

・アミノ酸は独特な特徴を持っています。



戦闘機いたちさん珍道中





その特徴というのは、たとえば、
アミノ酸の要求量が100mgのアミノ酸が3種類あるとして、
それぞれをA・B・Cとしたとします。



そのうち、A・Bは
Aが120mgあるアミノ酸で
Bが100mgあるアミノ酸で
両方「100mg以上」の基準を満たしているとします、

しかし、3つめのアミノ酸Cが40mgしかなかったりすると、
3種類全部が「一番比率の低いアミノ酸Cに合わせて」
40mgまでしか吸収されなくなり、"理論的には"
Aの残り80mgとBの残り60mgはゴミとして体内で処理されます。


こういう感じなの


戦闘機いたちさん珍道中


この時のゴミが「腎臓や肝臓に悪い」物質になります。
なぜなら、いらない物質を肝臓腎臓で処理して、外に出さなくてはいけないからです。


例として3個のアミノ酸という事にしたけど、本当はこれが20種類あるので
1つでも少ないものがあると他のアミノ酸が全部ゴミとして扱われてしまいます。
関連するアミノ酸の数が多い分だけ
「アミノ酸バランス」が悪くなる可能性が多くなります。


※バランスというのは、全部が100mgであればいいというのじゃなくって 
 アミノ酸Aは理想が10mg、Bは理想が100mg、Cは理想が330mg必要という数値 があらかじめ決まっていて、その比率です。


アミノ酸バランス(アミノ酸スコア)がパーフェクトなのが、
まず完全一等賞で「卵」だといわれています。
さすが、後に雛になって元気に活動するものだけありますよね。

他は、生肉、魚などはほぼアミノ酸スコアは100です。



戦闘機いたちさん珍道中



じゃあ、ドライフードは肉で出来てるからアミノ酸バランスがいいんでしょう?
と思うところですが、フリーズドライでもない普通のドライフードの場合、
たんぱく質の構成のうち
植物性(つまり、大豆やとうもろこし)がかなりたんぱく質の割合をがんばって
あげています。

ドライフードの「成分表記」を見て、書いてある肉の次の
トップメンバーの
「大豆、とうもろこし(コーングルテンやコーンミール)、小麦粉」


大豆のアミノ酸スコアは86(近年の改定で違う数値もあります)
とうもろこしは32(!?)
小麦粉38


色々フードメーカーが工夫しているとはいえ、
たとえば、とうもろこしを2番目くらいに多く使うフードの場合、
とうもろこしの多さで、数値上のたんぱく質の含有量を
「粗タンパク40%のフードです」という位に含んでしまったら
その「高たんぱく質」はつまり吸収、排出される段階になると
アミノ酸のゴミばかりになってしまいます。
そうすると、肝臓や腎臓に負担がかかります。

つまり
「高タンパクは腎臓肝臓に悪い」が現実化します。


戦闘機いたちさん珍道中



よく野生のイタチは歳をとっても低タンパクじゃなくていいのが不思議だと
いいますが、
(イタチとフェレットの体の構造が違うとかそういう細かい指摘なしに、
人間が餌をあげてない野生の猫と、飼い猫の比較でも構いません)
彼らは高たんぱく食であろうと
「良質なたんぱく質」を摂取してるので、腎臓肝臓への負担が少ないのですよね。


犬や猫の生食の研究家の中では、高たんぱく(肉などの良質な)=腎臓肝臓に悪い
というのは結構な多さで否定されています。



フェレットフードに多く含まれる食品のアミノ酸スコア

鶏肉:100(しかし、鶏副産物は=鶏肉ではありません)
玄米:68
大豆:86
とうもろこし:32
小麦粉:38
にしん:100
鶏レバー:100
たら:100

ニックネーム いたちarea at 12:04| Comment(25) | TrackBack(0) | フェレット手作りご飯 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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