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2009年02月09日

ふやかしフードは歯に悪いのか?〜フェレット歯石とデンタルケア〜

2回にわけて書きます



時々、さっと流すと本当に正しい意見のように思えて
じっくり考えると「?」と思うことがあります



そのひとつに
「ふやかしフードは歯に悪い」という文化があります

081122-6.jpg


フードで育てている人は
病気の子や、子供のフェレットが必要性に駆られて
ふやかしフードになってしまうと、
”一刻も早くドライフードに戻そう”としますよね?


ふやかしフードは
「傷みやすい」=腐りやすい
という理由なら分かるのですが、大体が
「ふやかしフードにすると歯に良くないから」という理由だったりします。



ここで、本当にドライフードが「歯にいい」か考えてみたいと思います。


「硬いものを食べているほうが歯に汚れが付かない」
と、盲目的に言われて、
「ふんふん、そうだね」
と一見それが正しいように思いますが
ドライフードを食べていて、歯に歯石が付かないフェレットって見たことが
ありますか?
少なくとも、私はありません(^^


090209-1.jpg


実は、ドライフードを食べている子も
歯石が付いたり、歯垢が付いたりしてますよね?


なのに、何故

ドライフードを食べる=歯石が付きにくい
ふやかしフードを食べる=歯石がつく


という考え方になるのかと考えると、
やっぱりこれは
「経験に基づく、自分が見ての結果から」としてではなく
「単なるイメージからの発想」のように感じます


フェレットの歯とあごの力はすごい強いです
その気になったら積み木程度なら噛み砕くのは、飼っていれば分かると思います。


ところが、ドライフードって・・・人間で例えれば
「ビスケット/クッキー」のレベルの硬さですよね??



ここで、自分に置き換えて考えてみると、
ビスケットを食べた時の口の中を想像してみてください





・・・・・・・・


だれでも経験があると思いますが、口の中がカラッカラ
歯にビスケットのかすが詰まって口をモゴモゴしてしまいますよね



で、おかゆを食べた時の口の中を想像してください


・・・・

確かに、口の中におかゆが残るけど、別にだからと言って
口に不快感があるわけではないですよね




090120-6.jpg

ドライのフェレットのフード=ビスケット
ふやかしフード=おかゆ
と考えると、どっちが「歯石・歯垢がつきやすい」に関係あるとおもえないと思います

もちろん、硬いジャーキーやロープなど
何度ももクチャクチャやらないといけないような物は歯垢をとる
効果もあると思いますが、ドライフードでは「それはないかなぁ」と思います。




逆に、人間のデンタルケアの世界では、
「唾液は虫歯を防ぐ」という考え方があり、
就寝中に虫歯のリスクが増えるのは
寝ている間に唾液が少なくなったり、口をあけて寝てしまって
口の中が乾燥するから、虫歯菌やら歯周病菌やらが唾液で殺菌されなくなり
繁殖するからです
病気で常に唾液が出にくい人の場合も、虫歯や歯周病のリスクが健康な
人より高まります

この理論から考えると、口の中がカラッカラになる時間が長い
ドライフードって逆に歯周病のリスクが高いと思いませんか???


090209-2.jpg



「でも病気の子にふやかしをあげると(シリンジで給仕など)この子が
健康だったときよりも歯石が付きやすくなった」
という人がいますが、
ドライフードを食べていた時は「健康時」で
ふやかしフードを食べていた時は「不健康な時」ですよね

唾液は健康な時によく出て、歯周についても健康な時は
免疫力が高いために自ら元気を保ちますが、病気になると
弱ってなんにでも感染しやすくなります
もともとの比べる基準が平等じゃないと比較になりませんよね(^^


フェレットの体は健康なのに、歯だけはどんなにケアしても
いつまでも歯茎の腫れが治らないなどの場合は、免疫力を高めるようにしてみてください
人間でも、すごく神経質でしっかりと歯医者に通っているのに
歯槽膿漏がずっと治らない人がいるそうですが、大体が免疫不全だと思われます




次回はふやかしフードの利点について。。。


ニックネーム いたちarea at 12:56| Comment(19) | TrackBack(0) | フェレット関連雑知識 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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