みぐのこと

どうしても、ブログを更新することが出来ずにいました


長文になるし、何も役に立つことは書いていないので、気になる人だけ
読んであげてください


みんなのお兄ちゃんである、優しいミグは2011年3月27日に天国に行きました


もうすぐ、7歳の誕生日を控えたミグは
老齢性の心臓の不安こそありましたが、毎日元気に生活していました


そんな
1月の終わり、ミグの口から血が出ていることに気がつきました
最初は吐血かと思ってびっくりしたのですが、口を開けさせると、あごの上に
本当に、針で刺した程度の小さい傷があり、そこからすごくゆっくりと薄い血が出ていました

その日に、病院に電話して通院したほうがいいか?と質問してみたのですが
その程度の出血なら自然に止まるだろう、という回答をもらい、私としてもごく少量で
じわじわ出ている程度なので、そうだろうと思って、様子をみていました

翌日はやっぱり、じんわり血がにじんでいるものの、口を開けさせるとそんなに
血が出ている感じでもなく、早くとまらないかなぁと思っていました。


その翌日、昼休みに家にかえると、ミグのまわりが薄い血だらけになっていました
かなり動揺して、動物病院に電話したのですが薄いのは唾液で、たぶん寝ている間に
飲み込まなかったせいだろう、でも長い出血なので病院に連れてこれたらきたほうがいいということで、夜に病院にいきました

その前に、「ぐったりしていますか」とか「ごはんはたべていますか」など聞かれたのですが、ぐったりしている風もなく、むしろあばれていて、ご飯もしっかりたべていたのでそれなら、もう少し様子をみても大丈夫かもといわれましたが、
それでも、まぁ気持ちの安心程度ということで病院につれていきました


実際、診た獣医さんから「たいした傷じゃないですが外傷ですね」といわれて、外傷のでどころ
(多分、私がこすってしまったか、ミグはサークルを外側からかじる癖があったので
サークルのパーツの何かが当たったか)
を検討する程度で、ねんのため止血剤を打ちましょうと止血剤を打ち
会計を待っている間に、血はすっかりとまっていました


翌朝、確認すると血は止まっていて、針で突いた程度の傷だったので傷もどこにあるか
分かりませんでした


その日、夜会社から帰ると、またミグの口から血がでていて
今度は若干濃い目の血でした、口の中を見るとまたあの針程度の傷から血がでていますが今度は鼻の色も悪くて、ちょっとふらついています

すぐに病院に連絡して、もしかしたら輸血になるかもしれないと思い
若いのを2匹同行させ病院に行きました



まず、貧血度合いを調べてみようとのことで、ミグは血液を抜かれましたが
その前に体重を量る段階でも、いたずらで暴れて(楽しそうに)そこらじゅうのものを
引っ掻き回していたので
、「まぁ見た感じ大丈夫そうですよね」と言われながら血液検査の結果をまっていたのですが、結果はヘマトクリットが6%でした

普通なら、すでに死んでいる数値、もしくは何秒後かにでも貧血でショック死してもおかしくない数値でした

すぐに輸血したほうがいいということになりましたが、
血を採る際に若いのに麻酔をかけるのはためらわれたので、先生になんとかお願いして
麻酔なしですぐに、イーグルから血を採りミグに輸血をしました
うちのは、体格がいいこばかりなので、イーグルからも普通のフェレットよりも血が多めにとれたそうです


2時間ほど時間をかけて、ミグにイーグルの血が輸血されていきました



帰宅すると、ミグはみんなとチューブに入ったり、相変わらず手作りご飯を1,5人前食べるなど元気な姿を見せてました
1日置いて、その後、輸血したばかりだし一応
経過をみるということで、また病院にいきました
必要はないとは思ったけど、また輸血できるフェレットを連れて行きました

ミグの血液検査をしたところ、またいつ死んでもおかしくない数値が出ました

さすがに、この数値なら、おきることも食べることも出来ないでしょう?
といわれている横で、また体重測定用のプラケースの蓋を吹っ飛ばそうと蹴り上げているミグがいて「いえ・・・このとおりなんですが・・・」とかいいつつ、
現実味のない中、また若手から血をとってもらい、2回目の輸血をしました


ミグの血の中で、造血する細胞はしっかり働いているとの事でしたが、手助けする意味合いでエリスロポロチンという血を作るためのホルモン剤を打ってもらうことにしました
3日おきに自宅でも打って、また1週間後(実際は6日後でした)に検査しましょうということで、やっぱり自宅に帰っても元気に遊び、ご飯をたべていました

エリスロポロチンの注射を自宅で1回して、次の診察時、赤血球の数値は45ほどまでにあがっていました
とりあえず、貧血で死ぬことはなくなったと
一安心したものつかの間、腎臓の数値がBUN100まであがっています
急性な貧血により、腎臓に負担がかかったり、また輸血自体も腎臓に負担をかける行為ではあるとのことで、とりあえず水分補給に気をつけて、ご飯を食べなくなったら問題ですからよく注意してください

といわれました
家にかえって、やっぱりご飯をよくたべます
1週間後の診察まで、ご飯をよくてべてます、食欲が落ちることもなくおしっこもしっかり出ていました


ここで、東日本大震災が起きました

うちは、オフィスビルで耐震モデル構造とかいう構造で、普通のオフィスビルよりも
極端に家が揺れる構造です、台所の食器棚は全部倒れて、洗濯機まで転がっていて、
かなりの被害度合いでした
当日は、ガスが止まってしまいました

ぐちゃぐちゃになった部屋をかき分け、
ミグにご飯を食べさせないといけないので、猫の離乳食をウォーターサーバーのお湯でといて上げましたが、すごく食べるのを嫌がりました
もしかしたら、腎臓が悪くなってるのかもと絶望的な気分になりましたが、
割れたガラスをスリッパでがんがん踏んで、冷凍庫をあけ
ベースフードを取り出して、肉もレンジで沸かしたお湯でゆっくり解凍して
手作りご飯をつくったら、むしろいつもより食べました
この間、実は自分がすごく動揺してひざがガクガクしていたのをそのときに初めて気がつきました



翌日は診察予定の日だったので、病院の被災状況も気になりました
電話で診察可能なことを確認して、血液検査に望んだところ、BUNは測定不可能な数値までにあがっていました


本来なら、やっぱり嘔吐したりして、立ち上がったり、ご飯を自発的に食べることなんてありえないレベルだと言われましたが、ただそれはフェレット個々でも耐性に違いがあることなので、元気にたべているなら下がるように様子を見ましょうということになりました
毒症状がでていないので、皮下補液をしてもあまり意味がないこと
まして、静脈補液などをすると、肺に水がたまって死んでしまう可能性が高くなりえるので、とにかくまた食べることが出来るならゆっくりさせましょうということになりました

自宅にある、ランタン剤と活性炭を使ってみていたので、その効果も数字に表れなくてもあるかもしれないね、とか獣医さんと話していましたが

あとから話を聞いたところ、もう、輸血の時点で普通なら死んでいるレベルだったそうなので、その後はただただすごい生命力だというレベルだったそうです


石油工場の火災が起きていたので、今後もしかしたらガソリンがなくなるかもしれない
そうしたら、ミグの通院が出来なくなると思い、帰りにガソリンを満タンにして
スーパーでは品が本当になにもなくなっていたので、マクドナルドでハンバーガーを買って、車の中でミグを遊ばせながら食べました
探検できて楽しそうで、いつもよりも生き生きしていました


その週も1週間元気でした

13日に原発の事故が報道されはじめ、14日には停電報道などがはじまり、次の通院は放射能汚染が気になる中、病院に通うことになりました


今は自宅にある放射線測定器もまだ持っていなかったので、とにかく外気にさらさないよう、車のエアコンは一切つけない、などミグの症状以外にも
戦わなくてはいけない見えない敵がいて、精神的に参っていました
3月19日のことです


血液検査、貧血の状況はすっかりよく、家でも打っていたエリスロポロチンは1週間に1回(次回の分で)終わりにしようということになりました
しかし、腎臓の数値が相変わらず悪いです

しかし、診察台の上で押さえきれないくらいイタズラをしていて、疲れて眠って
しまったミグをみて「まぁ元気だから、とりあえずなんとか腎臓にがんばってもらいましょう」
ということで、また一週間後の通院になりました


翌週も、1週間元気でした
原発問題が加速し、放射能の危険性がさんざんいわれて、14日以降
昼休みも、私が家に帰ったらかえって外の悪い物質を持ち込むかもしれないと思いましたが、もしかしたらミグ死んでしまっているかもしれないという心配から、昼に帰ったら全部服をぬいで
シャワーを浴びて、髪の毛はシャンプーハットにまとめて入れて、ちらっとミグの様子をみるという、白血病患者へのお見舞いシーンみたいな感じでみていました
放射能のことで、精神的にも疲れていました
いたちへの影響も心配です


3月26日
いつものように、診察でした
前の患者さんがちょうどフェレットでした
生きるか死ぬかという感じらしいのです、自分で起き上がりもせずに、苦しそうに息をしています
それに比べたら、ミグの元気な事・・・・今日はキャリーの中でトイレをひっくり返してガッタンゴットンいっています
前の患者さんの飼い主さんと目が合わせられませんでした


この日、血液検査は腎臓を抜いてすべて正常でした
電解質のバランスですらそう崩れていません
しかし、今まで高くなかったリンの数値がすこしだけあがっていました
BUNは相変わらず高いです

元気、食欲を聞かれましたが、いつも以上に元気なくらいで
平穏に診察がすぎました
雑談中に、ちょっとだけ、輸液しようかということで、15ミリ程度の皮下輸液をしました


家に帰ってから、ミグはシュミットとバトルしたり、イーグルとぬいぐるみをくわえあったりれーちゃんに飛び掛られたりして、さんざん遊んだあと、ミグのために水を多くした手作りご飯をたくさん食べていつまでも遊んでいました
さすがに、体力が気になったので、
「もう寝なさい」といって、
(一応ミグだけ、みんながしつこくしたら体力をうしなうのでほかの寝場所で寝かせていた)ミグを、寝床にいれて、
地震の心配もまだある時期だったので、ほかの子もサークルに入れて、私もリビングで寝ました


夜中、ミグがトイレに行って、ひまつぶしに皿を移動させる音がしていたので
「うん。元気だな」と思っていました


翌朝、日曜日
不思議なくらい、すぐにミグの様子をみませんでした
目がさめて、まずテレビをつけて、ぐーたらして、携帯からmixiをみたり、
友達とメールしたりして、2時間くらいたって
「さぁ、じゃあみんなの世話するか」といって起き上がりました

そのときも、まったくもって何もうたがわず
まず、洗濯機をかけて、掃除機を出してきて玄関のほうからかけてきて、
ミグの部屋の敷物を出そうとしました


たまに、このブログに出ている写真のように
ミグが得意な寝方のポーズがあって、特にリラックスしている時は
手を1つだけ自分の胸あたりにひっこめて、もう1本は伸ばしてねるというポーズをするのですが、そのポーズでミグが寝ていました
「お~!今日はごきげんだね」という言葉を発しながら、なにか異常な雰囲気に気がつき言葉が言い終わる前に口から出てる言葉とは裏腹に、頭にキーンと血が集中する感覚がしました
急いで、ミグを触ってみると、まだあったかい感じがしますが、確実に固まっています

理解できなくて、携帯を手におかぁさんに電話してました
「みぐが、たぶん、みぐが死んでる」

目が、最後まで粗相することもなく、しっかりトイレで用をたしてあったミグのトイレのあと、夜中におなかがすいたらと入れてあった、加熱した鶏肉のスープがすっかりたべきってあって乾いてる皿、みずがすこしだけ残っている飲み水の皿、それらをひまつぶしで寝床の横に全部引き寄せてあった

それを、全部口に出しながら、おかぁさんにいいながら最後にミグの顔をみたら、とても幸せそうな顔をしていました
たぶん、本人も死んだ事に気がついていなかったんだと思います
普通にねていて、そして心臓がとまったんでしょう


翌日は、会社を休ませてもらい
ペットの火葬をしてくれるところに火葬に行きました

安らかな顔をしてますね
と火葬の人に何度も言われて、本当にそれだけが救いだったと思いました


昨年、軽い手術の結果、薬のショックで猫を亡くしました
ミグとは違って、手術後すぐに
えさを食べなくなり、嘔吐し、病院に入院して、静脈点滴をして
腎臓の数値が下がったら、胸に水がたまって苦しくショックを起こして
無麻酔で胸の水を抜いたりして、本当にかわいそうでした
遠い距離をほぼ毎日ごはんを食べさせに通いましたが
(うちの猫は、家が大好き、私が大好きで外には弱いチンチラという種類だったので
病院スタッフには凶暴になってしまい、なにも出来なかった)
本当に死ぬと分かっていたなら、しなくていいような手術だったので死ぬほど後悔しました
猫は苦しんで苦しんで、寂しがって、寂しがってそして死んでしまいました

それから、その病院にはいけなくなり、今は違う病院にお世話になりました
しばらくは病院にいくために高速にのっていた入り口にすら近づけませんでした
今でも、高速に乗るとちょっと、辛い気分がフラッシュバックするくらい、
そのときの事は頭に残っています


今回の病院には、その点本当によくしてもらいました
ミグが自力で食べていられる間はああいう思いはさせないでいようと思っていました
今回、ミグが苦しんでいるところは一度もみていません


だから、ミグがいない生活はミグがいた生活によく似ています

ミグと関連した何かを思い出して、つらい思いに苦しむことがありません


最近あれだけ、子供に対して厳しかったシュミットが、ミグのようにれーちゃんをあやしてるところをみました

本当にミグがいない生活はミグがいた生活によく似ています