マグネシウムなどが0%の水をフェレットに使う

成分検査用に調合する時に、水が邪魔してはいけないので、 我が家では普段からもサプリメントを水に溶かす時には 栄養成分がすべて0%になる水を使っています。 昨今は人間の赤ちゃんのアレルギー対策などから 母親も微量な成分を気にしてミルクを調合したりしないと だめみたいです。 なので赤ちゃん用にすべての成分が0%の水を売っています 猫ちゃんやフェレットでもメジャーな尿路結石ですが (尿路結石の種類が複数あるので区別はやめますが) マグネシウムがよくなくて尿路結石になる場合 獣医さんには食事でのマグネシウムを制限するように あとは水を沢山とるように、と指導されるそうです。 でもフードに入っているマグネシウムは減らしようがないし、 困っている人が多いみたい ところで水道水って 1Lあたり5-15mgのマグネシウムが入っているんですよ もう、ちょっとでもいいからマグネシウムを減らしたい! 何ミリグラムであろうとマグネシウムが邪魔だって時に この赤ちゃんのミルク調合用の水がいいと思います いまさらだけど、マグネシウムが体に悪いわけじゃありません カルシウムを効果的に使うにはマグネシウムが必要不可欠だし 筋肉を動かすときにもマグネシウムが必要だし マグネシウムをとらない生活をしたら突然死することもあります。 手作りご飯にしていると、どんなに何度検査しようと マグネシウムが多くなる事はありません、 フー…

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消化酵素の細かい話~フェレットの消化酵素サプリの謎~

フードを消化出来ないフェレットに消化酵素をあたえているけど 効果がないっていう話の相談されてました。 症状としては「つぶつぶうんち」になってしまうそうです。 つぶつぶうんちになるのは、 フードの脂肪が消化されていない事が多く それで消化酵素をあたえてみたとの事でしたが 「全然効果ないじゃん!意味ないよこんないインチキ!」って・・・ あれ・・・消化酵素ってすごいって思ったんだけどなぁ? フェレットによって利く利かないってもんじゃないんだけど そういうのもあるの? と思って、とりあえず 消化酵素には色々あるので、酵素の銘柄を聞いて調べてみたら その方がフェレットに使っていたのは 「プロテアーゼとアミラーゼ」の入った消化酵素でした。 「あついからどうぞこちらへ」 プロテアーゼとは主に 「タンパク質」を消化するための酵素です アミラーゼは「でんぷん」などを消化するための酵素です なるほど・・・ 「脂肪」が消化されない事で悩んでいるのに、使っていた消化酵素は 「タンパク質」と「でんぷん」を消化するための酵素だったので それは期待している症状に対して「効果がない!」はずです・・・ (すくなくとも、与えていた間にはタンパク質と炭水化物などはよく消化されていた と思います・・・・) 消化酵素ってひとくくりにいっても、 色んな酵素があります。 フードで下痢をする(たんぱく質が分解できてないことが多い) とかつぶ…

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ペットフードの原材料表記~フェレットフード原材料~

手作りご飯にしていると フェレットフードの原材料が気になります。 フェレットフードがいいとか悪いとかの意味ではなく、 手作りフードでの原材料の選択肢はとにかく少ないです。 ほぼ肉・骨・野菜・卵のみなのですが (猫だとここで穀物なども入る) 肉のみだとたんぱく質が非常に多くなるし 野菜を多くするのは野菜をほとんど消化できないフェレットにとって よくないので、水分と肉と野菜の比率を うまく調整して一日の食事量にしなければいけないのです。 (たとえばタンパク質が多かろうと一日の摂取量を控えれば  問題なかったりするので) 通常の計算をすると フェレットフードにある「タンパク質35%」などは 目指そうにも目指せる数値ではなく、 それだけタンパク質を低くできるのは 他になにが入っているかと言えば小麦粉とかの炭水化物なんだと思いますが タンパク質を少し抑え目にしたい時に この穀物が使えないというのはかなり大変なことだと実感しています。 よくフェレットフードを選ぶ選択肢として、サイトや飼育書に書いてあるのは 「原材料の一番最初に肉が書いてあるものは良質のフェレットフード」 という部分だけですが、 実はこれにはからくりがあります。 例えば、使っている人が多い某フードの原材料ですが チキンミール、コーングルテンミール、とうもろこし、チキンオイル、チキンダイジェスト、と書き出しがあります。 チキンミールとはチキンの粉で、鶏の毛・爪・…

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フリーズドライフード3種~フェレットフリーズドライ肉フード比較~

たまに、 「うちは100%手作りでドライフードを使わない」と書いているので 『私もいたちareaさんみたい働いていなかったら何度も生肉をあげることが  出来るんですが』ってよく言われるけど いや、ちごうて! 私、バリバリ労働者ですよっ・・・ よりによって(よりによってって(笑)) 鼬の子沢山猫コブ付でも独身だし(動物ばっかじゃん)、 悲しいかな残業も多いタイプの労働者です・・・・ たしかに完璧に考えちゃうと手作りフード=時間のある人がやるもの と思うのかもしれませんが・・・。 完璧主義に考えてしまうと、総合的なアバウトさがなくなり 1局面を合計したものが全部の感想になりがちで すべてが気になって手作りフードなんてやっていられません(^^ 超高速カキカキで足がすごいことに 1食ずつが100%のバランスであるべきだと思いがちですが、 『1gでも100gでもバランスは完全均一』 という ドライフードの発想を捨てると 人間の食事のように"1日で全体的なバランス"が取れていればいいわけで、 極論を言えば、朝ご飯で1日の栄養が完全にとれるなら 昼と夜はテキトウな食生活でも構わないわけです。 (極論言えばですが・・・それがオススメとは思っていません) ドライフードを使わない=全部生肉 というわけではなくて、 生肉のご飯が1日2回であとはフリーズドライの肉を置いて 食べてもらっているから留守時間が長くてもドライフードを使わない 生活が可…

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鮫といたちの素敵な関係~フェレットにコンドロイチン~

コンドロイチンの効果については 鮫を襲う鼬を発見~フェレットに鮫コンドロイチン~ のとおりです。 一緒に購入した 乾燥鮫骨の分です 乾燥鮫骨はこんな感じ ウエットタイプと違って、 乾燥タイプはちょっと自然派っぽいペットショップでも 見かけやすいです。 わんちゃんなんかはそのままゴリゴリたべるとの事ですが、 触ってみたところ 固い! あんまりに固いのでちょっとカナヅチて ぶっこわしてやとうと 叩いてみようと思って叩いてみましたが、粉末すら飛ばず・・・ うそぉ! ミルサーで粉砕なんて無理なんじゃないの? と冷や汗をかきつつやってみると ちょーーーーーっとだけ粉末になるものの 基本的にはビクともしない・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・困った 考えた挙句、骨に「フェレットの水」をふりかけて 電子レンジで温めてみました (電子レンジ、結構高めのを購入したのですがこれが一番最初のお仕事でした(笑)) 生の骨の場合、加熱なんて論外ですが (加熱すると骨がかたくなって危険だから)ゴリゴリに乾燥したものを 加熱するとやっぱりすこしやわらかくなる。 熱い熱いの状態で ミルサーにかけたらなんとか粉末になりました・・・ バットに平たく敷き詰めて今度は水っ気をきるためにレンジで温め。 私はレンジに入れるものにはラップをかけないタイプなので みごとに新品レンジが鮫くさく…

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